あの動物のおならって、実はおならじゃなかった!?

動物の中で「おならがくさい」ことで有名なのは、スカンクではないでしょうか?

スカンクとは、ネコ目スカンク科に属する哺乳類だそうで、フワフワな毛並みで長いしっぽ…見た目はとても可愛らしいのですが、いかんせん「おなら」が…

実はこのスカンクの臭い、実はおならじゃないんだそうです。

外敵を威嚇した時に1度無視をされたら、2度目の威嚇で強烈なくさい臭いをお尻の穴から発するそうで、お尻の穴から出るのはおならと変わりないのですが、発されるのはおならではなく「分泌液」。肛門腺という臭腺から出る分泌液で健康を保つためには必要な機能だそう。成分は主に「ブチルメルカプタン」という物質で、たんぱく質と結合する力を持っています。つまり、皮膚に付着すると染み込んでしまい、どれだけ洗っても臭いが取れないんだとか…

しかも、おしりから発された分泌液の飛距離はなんと、3メートル!においの感じ方は異なりますが、焼けたゴムのにおい・使い古した油のようなにおい・ニンニクとゴムを足したようなにおいなど…なんだかもう、よくわかりませんね。それほどくさいってことでしょう…

しかし、このにおいを放つのは冒頭でもお伝えしたように、「威嚇するとき」。いわば、外敵から自分の身を守るために放つのです。身の危険ですから、人間で言うと防犯ブザー鳴らしたりする感じでしょうか。

では、スカンク自身はこの強烈なにおいをどう感じているのかな?と思いますよね。実はスカンクは、夜行性で目があまり良くなく、鼻を使ってにおいで判断しているそう。それなのに自身から放たれる分泌液のにおいを「くさい!!!」と感じないようになっているそう…

近年ではペットとして飼育できるようにもなっており、ペットショップや動物園などにいるスカンクは肛門腺の除去手術をされているため、あの分泌液は出ないそうです。家の中などで放たれるとそれは大変!ですし、小さいころから慣らせておくのがいいでしょう。

腸内環境が悪いとおなら・うんちが臭い=スカンクの腸内環境はどうなってるんだろう?と疑問に思って調べてみると、とても面白い正解で、また1つ勉強になりました。

犬や猫にも肛門腺はあるそうなので、面白そうなのでスカンク程ではなくても分泌液のにおいを嗅いでみては?