除菌シート

衛生仮説から考える、アレルギーに強くなる体づくりは腸内細菌で決まる!?

4月12日から放送が始まったドラマ「インハンド」。ウィキペディアによると、右手が義手の寄生虫科学者が助手と女性官僚とともに、誰もが驚く科学的な方法で難事件を解決していく医療ミステリーである、と書かれています。

完全に山下智久さんのドラマが好きなので前情報なしで見ましたが、面白かったなと!紐倉先生は変態性が高めなのですね。それをかっこいい山下智久さんが演じるとなると、変態なのになんだか株上がりますよね(笑)

そのインハンド第一話であったのが「衛生仮説」。

衛生仮説とは?

衛生

衛生仮説とは、1989年にイギリスの疫学者・ストラチャン博士によって提唱されました。

博士が英国人約1万7000人を対象に花粉症の調査したところ、「家畜のいる農家や兄弟姉妹の数が多い家庭の子どもにはアレルギー疾患が少ない」という疫学調査の結果がその裏付けになっています.

例として、家畜のいる農家の子どもは頻繁に様々な細菌と共存しています。兄弟姉妹の多い家庭では、保育所や学校などから細菌や感染症が持ち込まれます.
このような環境下で育った子どもは体内細菌のバランスのとれた状態のため、免疫ができてアレルギー疾患になりにくくなると言われています。

つまり、細菌に触れる環境にいることで抗体ができて免疫力が上がり、アレルギーが出にくくなるということです。衛生環境がよくなると、細菌や寄生虫と戦っていた体内の免疫系の細菌がバランスを崩すことが多いんですね。

アレルギー大国・日本

マスク

ドラマの中でもあったように、日本は非常にアレルギーが多い国だといわれています。

それはなぜか?「きれいすぎる環境」だからなんです。

必要以上に殺菌・除菌をすると戦ってくれる抗体がそもそもできません。体内に抗体がないのに菌が入るとどうなるでしょう?

風邪をひいたり、アレルギーを発症したり、体調を崩してしまったりに繋がるということです。

花粉症やアレルギー性鼻炎など様々なアレルギーは、昔に比べると激増しています。

ドラマでも「昔の日本は寄生虫や細菌と共存していた。その頃は花粉症など様々なアレルギー患者は今よりはるかに少なかったはず。寄生虫や菌と共生することでアレルギーに強い体を維持していた。」と山下智久さん演じる紐倉博士が言っています。

アレルギーの1つ・アトピー性皮膚炎で言うとアトピー持ちの人の腸内細菌叢には、大腸菌や黄色ブドウ球菌などの「好気性菌」という菌が増加し、乳酸菌などの「嫌気性菌」が減少していることが報告されています。アトピーをもつ赤ちゃんに乳酸菌製剤を投与すると、アレルギー疾患の発症率が低下したという研究結果も出ているほど。腸内環境・腸内細菌を整えることでアレルギーの発症予防に役立つ可能性があるようです。

「強い体」になるために

リラックス

今の日本は社会的に「衛生的な環境が望ましい」とされています。しかし、あまりにも「きれいすぎる」環境になってしまったために、アレルギー症状や疾患が増加したともいえます。

猫アレルギーを持っていたけど猫と共存することでアレルギー反応が出にくくなってきた、という話を聞くことが多いのも、それでかもしれませんね。アレルギーの症状具合は個々様々ではありますが…

もちろん、あまり汚れた環境は望ましくありません。ですが、殺菌・除菌・消毒しすぎて清潔すぎる環境もどうなのでしょうか?

土でよく遊ぶ子はあまり病気しないといわれています。抗体ができているから。その土や空気中に存在する菌が土壌菌です。

 

本当に「強い体」を今一度考えさせられる機会でした。今週のインハンドも楽しみです♪